2009.05.16 Saturday
関原勇さんの講演を録画してきました
昨夜は東洋大学で弁護士の関原勇さんを招いて連続講座を行いました。
例によってウェブ担当の私も行って、ビデオ撮影してきました。
こちらから視聴可能です。
関原勇さんは、実はインターネットで有名という一面があります。
なんと、光市母子殺人事件の弁護団の一員という事実無根のデマのせいで、鬼畜弁護士21人の中の一人として、あちこちの掲示板に名前を晒された経験をお持ちです。
未だにその記述が残っています。
↓
山口母子殺害事件 21人の弁護団(教えてgoo)
光市母子殺害事件 腐れ弁護士21人全員の名前判明(社会コラム全般)
光市母子殺害事件 鬼畜弁護士21人の名前が明らかに(へいわぼけ)
そして、この3つ目の「へいわぼけ」では、フジテレビの番組をキャプチャして、実名を確認できる状況にいるのに、明らかにここには関原さんの名はありません。
光市母子殺人事件の弁護団について、現大阪府知事が懲戒請求を煽ったという事情はあるし、掲示板に書く人も、実際に懲戒請求した人も正義感から行ったことは間違いないと思います。この私だって安田弁護士の記者会見を見て苛立ったくらいです。
だから、安田弁護士を筆頭に、懲戒請求しまくるというのは、私自身は理解しています。
(現実に弁護士会の懲戒制度なんてアテにならないことはけっこう有名な話で、横浜弁護士会は特にアテにできないことは経験済みです)
しかし、それはそれとして、さすがに「事件に全く関わっていない弁護士が名前を挙げられ、実名をあちこちの掲示板に晒される」ということに、私は苛立ちを覚えます。
どこかの民謡に「踊るアホウに見るアホウ……♪」というのがありますが、踊っても見てもいない人を「アホウ」と呼ぶようなものです。
さて、そんな事情もありまして、関原さんのビデオは、冒頭部分のわずか10分だけの撮影・配信となります。こんな方です……という紹介程度ですが、ご覧ください。
死刑事件の弁護体験から裁判員制度をおもう
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