2023.10.23 Monday
氏ムシメさんについて取材を受けました
2011年1月4日、私の友人の氏ムシメさんが自殺した。
私の人生は苦しいことがいっぱいあったけれど、その中で最悪だったのが彼の氏でした。
絵を描くことで精神的に癒される「アートセラピー」というのがありますが、私にとってのセラピーはこのブログで自殺防止を訴えることくらいでした。
あれから12年。
生きていれば彼は34歳。
この国は相変わらず貧しい。
彼にとって、決して幸せな世界ではないかもしれない。
だけど、生きていれば楽しいことはいっぱいあったはず。
なんで22歳の若者が自殺をしなきゃいけない国になったのかと、マジで憤ります。
12年前に書きなぐったブログ記事を見て、ひとりのジャーナリストが声をかけてくださいました。
そう。彼は氏ムシメさんをはじめとして、死者の思いを書き綴るライターでした。
ムシメさんのブログ、スパムを含む大量のコメント、そして私のブログ記事を一通り読んで理解した上で、私に取材依頼するという、きちんと下調べをするタイプの人でした。
今となっては、ムシメさんの存在が実はフィクションだったんじゃないかと勘違いしてましうほど遠い昔なのだけど、歴史をたどってわざわざ面会してくださって、現実に存在した男だったというのは、本当にうれしかったです。
ムシメさんの死後、私はけっこうな頻度で夢を見た。
彼が勤めていたコンビニは東京だったけど、横浜の私の地元の店に入ったらムシメさんがレジにいて、「あれ、ごめん、君が死んだって聞いていたんだけど?」と声をかけて「何言ってるんですかァ。私は生きてますよ。ただ、バイトしながら今でもマンガ描いてるんです」…というやり取り。夢の中でホッとして、「な〜んだ、ムシメ、生きてたんだ〜」と安心して目を覚ます。しかし、彼はやっぱり死んでいた現実に引き戻される。
あの頃は私もだいぶ病んでいたみたいだわ。
コロナ禍では居酒屋へ行く機会がめっきり減ってしまいました。
彼と一緒に食べた、さくら水産のピリ辛ホルモン炒めを再び食べたくなりました。
そんなこんなで、12年の時を超えて、再び彼の名が活字になる日を楽しみにしています。
私の人生は苦しいことがいっぱいあったけれど、その中で最悪だったのが彼の氏でした。
絵を描くことで精神的に癒される「アートセラピー」というのがありますが、私にとってのセラピーはこのブログで自殺防止を訴えることくらいでした。
あれから12年。
生きていれば彼は34歳。
この国は相変わらず貧しい。
彼にとって、決して幸せな世界ではないかもしれない。
だけど、生きていれば楽しいことはいっぱいあったはず。
なんで22歳の若者が自殺をしなきゃいけない国になったのかと、マジで憤ります。
12年前に書きなぐったブログ記事を見て、ひとりのジャーナリストが声をかけてくださいました。
そう。彼は氏ムシメさんをはじめとして、死者の思いを書き綴るライターでした。
ムシメさんのブログ、スパムを含む大量のコメント、そして私のブログ記事を一通り読んで理解した上で、私に取材依頼するという、きちんと下調べをするタイプの人でした。
今となっては、ムシメさんの存在が実はフィクションだったんじゃないかと勘違いしてましうほど遠い昔なのだけど、歴史をたどってわざわざ面会してくださって、現実に存在した男だったというのは、本当にうれしかったです。
ムシメさんの死後、私はけっこうな頻度で夢を見た。
彼が勤めていたコンビニは東京だったけど、横浜の私の地元の店に入ったらムシメさんがレジにいて、「あれ、ごめん、君が死んだって聞いていたんだけど?」と声をかけて「何言ってるんですかァ。私は生きてますよ。ただ、バイトしながら今でもマンガ描いてるんです」…というやり取り。夢の中でホッとして、「な〜んだ、ムシメ、生きてたんだ〜」と安心して目を覚ます。しかし、彼はやっぱり死んでいた現実に引き戻される。
あの頃は私もだいぶ病んでいたみたいだわ。
コロナ禍では居酒屋へ行く機会がめっきり減ってしまいました。
彼と一緒に食べた、さくら水産のピリ辛ホルモン炒めを再び食べたくなりました。
そんなこんなで、12年の時を超えて、再び彼の名が活字になる日を楽しみにしています。
JUGEMテーマ:自殺しないで、自殺する前に立ち止まって
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