2015.02.19 Thursday
認定心理士取得マニュアルが絶版
評価:
松本 肇 エール出版社 (2011-03-18) |
おそらく、「売り切れ」からの「絶版」だと思います。
まる4年で3000部を売り切ったとすると、エール出版社としては、まぁまぁの売れ行きだったようです。
確か来年度から規定が厳しくなるため、ある意味、絶版にする絶好の機会だったということね(^^;)。
実はこの本を執筆している時はつらかった記憶しか残っていません。
この作品は「自殺者を減らしたい」という思いから、一般の人でも心理学を学ぶきっかけとして認定心理士という学会資格を目指して欲しい旨のメッセージを送るために書いたのでした。
大学で難しい心理学の本を何冊も読んで、ユングだフロイトだなどと講釈するような人ではなく、会っていて楽しい人、元気になれる話し相手など、普通に友人たちを癒せる人に心理学を学んでもらって、街のカウンセラーを増やしたいと思ったのです。
しかし、執筆中に友人が自殺してしまい、あまりのショックに何もできない日々が続き、そんな日々を2ヶ月ほど送っていたら、東日本大震災が起こって、自分があまりにも無力であることを思い知らされたのでした。
それと、認定心理士や臨床心理士を目指す人は資格を取ることが目的であって、他人を癒すことについては全く興味が無いなんて人が多いこともショックでした。
だって、Facebookに自殺願望を書き綴っている人に対し、心理学を学んだ人なら絶対に言ってはいけないワードを使って叱責していたのです。
少々心理学を学んでディプロマを手に入れただけで、偉そうにする人って、私からすればとんでもなく不愉快なのです。オマエ、よくも心理士を名乗りやがって、自殺願望の人に言っちゃいけないことを散々言いやがって…などと、私が殺意を抱くほどでした(-_-メ)。
それと、精神的に病んでいるのではないかと思うような教師(国外に在住)が認定心理士を取得したことを自慢げに語り、私を誹謗中傷する姿を見て、私は吐き気をもよおしました。教師がそこまで陰湿な行為を行うなんて、生徒はかわいそうだな…と思ったのでした。
資格を取ったからといって、人の性格までは直せません。
だからこそ、私は「生まれながらにして人を癒すことができる才能を持った人に心理学を学んで欲しい」と思って執筆したのでした。
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