2009.10.08 Thursday
ほれ見たことか! ─Winny開発者著作権事件で無罪
大阪高裁が、かのWinny事件の控訴審で、被告人に対し、無罪の判決を出しました。
原審(京都地裁)の段階では、懲役1年の求刑に対して罰金150万円の判決。
この判決を受けて、検察・弁護側双方の控訴の結論が「無罪」です。
以前から、この問題についての逮捕・起訴・一審判決がおかしなものとして述べてきた私からすると、やっとまともな判断をしてくれたかと、ホッとしています。
↓
ウィニー事件、著作権法違反幇助で有罪
しかしまぁ、警察も検察もよく頑張りましたね。
こんなふざけたネタで、無理して有罪を取ろうとするなんて、本当に税金の無駄としか言いようがありません。
Winnyで、さまざまなファイルを自由に交換できるようになって、ウィルスがばら蒔かれたり、他人の著作権を侵害してしまうという問題は、何らかの手だてをとるべきだと私も思いますから、場合によってはこの手のソフトの制作や流通を禁止する立法が必要かもしれません。
しかし、そんな立法もなく、しかも個別の著作権侵害事件に直接関わったわけじゃないのに、有罪を求めた検察、そして有罪を言い渡した京都地裁の判事はアホとしか言えません。法学部の授業で罪刑法定主義って言葉を習わなかった……?
ま、いずれにしても、大阪高裁はアッパレです。
ウィニー開発者に無罪判決…大阪高裁、1審破棄
原審(京都地裁)の段階では、懲役1年の求刑に対して罰金150万円の判決。
この判決を受けて、検察・弁護側双方の控訴の結論が「無罪」です。
以前から、この問題についての逮捕・起訴・一審判決がおかしなものとして述べてきた私からすると、やっとまともな判断をしてくれたかと、ホッとしています。
↓
ウィニー事件、著作権法違反幇助で有罪
しかしまぁ、警察も検察もよく頑張りましたね。
こんなふざけたネタで、無理して有罪を取ろうとするなんて、本当に税金の無駄としか言いようがありません。
Winnyで、さまざまなファイルを自由に交換できるようになって、ウィルスがばら蒔かれたり、他人の著作権を侵害してしまうという問題は、何らかの手だてをとるべきだと私も思いますから、場合によってはこの手のソフトの制作や流通を禁止する立法が必要かもしれません。
しかし、そんな立法もなく、しかも個別の著作権侵害事件に直接関わったわけじゃないのに、有罪を求めた検察、そして有罪を言い渡した京都地裁の判事はアホとしか言えません。法学部の授業で罪刑法定主義って言葉を習わなかった……?
ま、いずれにしても、大阪高裁はアッパレです。
ウィニー開発者に無罪判決…大阪高裁、1審破棄
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ファイル共有ソフト「Winny(ウィニー)」を開発、インターネットで公開し、利用者によるゲームソフトなどの違法コピーを助けたとして著作権法違反(公衆送信権の侵害)のほう助罪に問われた元東京大大学院助手・金子勇被告(39)の控訴審判決が8日、大阪高裁であった。
小倉正三裁判長は、罰金150万円とした1審・京都地裁判決を破棄し、無罪を言い渡した。
2006年12月の1審判決によると、金子被告はウィニーが著作権侵害に使われていることを知りながら、03年9月、最新版をネットで公開。同月、松山市の男性と群馬県高崎市の男性(いずれも著作権法違反で有罪確定)が計28本のゲームソフトや映画をネットに公開するのを手助けした。
一方で、1審判決は、「著作権侵害をことさら生じさせる意図はなく、利益も得ていない」と指摘。懲役1年の求刑に対し、罰金刑を選択した。このため無罪を主張していた弁護側だけでなく、検察側も控訴していた。
(2009年10月8日10時22分 読売新聞)