2011.12.15 Thursday
放送大学の印刷教材を一斉処分!
ただいま、私は意を決して、過去に入手した放送大学の印刷教材を、箱に入れて、どんどん処分しています。
「処分」というと、捨てるか古本屋へ売却するかを指すのが普通ですが、私がやっているのは、いわゆる電子書籍化。
背表紙を取って、両面をスキャンして、自分でPDF化させることを「自炊」と言います。
PDFデータになった本は、わずかなデータ量ですから、DVD−Rに収録すると、1枚で数百冊も入ってしまう訳ですから、本棚の整理には素晴らしいパフォーマンスを見せます。
私はさすがに自炊をやる暇と元気は無いので、業者にオーダーしています。いわゆる「自炊代行業者」ですね。
もちろん、こういう業者は、著作権上、問題はあるとされています。
東京新聞の記事より(日時失念)
確かに、他の著作権者の権利が残る書籍をスキャンして、代金を受け取ってデータを渡すという行為は、何らかの問題が生じそうだし、出版業界も異議を申し立てています。
私も著作権侵害で裁判を戦ってきた男ですから、このブログで公開するのもどうかと思いますが、私は自炊代行業者の事業が著作権法に抵触はするかもしれないけれど、加罰的違法性までは問えないのではないかと考えております。
放送大学の印刷教材は、やはり全て学術書ですから、捨てるには忍びないのです。
それどころか、永遠に残しておきたいものなのです。
しかし、10年後、20年後、再び本棚から印刷教材を出して読むということは考えられないので、PDF化させてしまいました。もちろん、OCR処理をしているので、データ内のテキストデータは検索が可能。
論文で引用する時などは、簡単に検索ができるのだから、とても便利なのかもしれません。
JUGEMテーマ:電子書籍
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