2013.06.07 Friday
アンビリーバボーな奇跡のおすそ分け
私もビデオ録画して見ている、『奇跡体験アンビリーバボー』という番組があります。
その番組から出演オファーが来ました♪
……という事実は今のところ、ございません(^^;)。
実は、私に来たのは、ここで紹介されたお豆腐屋さんのご長男についての報告です。
簡単に言うと、福井県のお豆腐屋さんの次男が病気になり、その病気を克服するために、医療に頼るだけじゃなくて、父親は自分にできることはないかと考え、充填豆腐というものを開発する。
出来上がったこの豆腐は栄養価がものすごく高く、食べ切りサイズで、子どもも美味しく食べられ、ついでに無菌状態で製造するから、賞味期限が長いというものとなった。
お豆腐屋さんの主人が、子どものために栄養価の高い豆腐を作り、子どもも病気を克服し、良かった良かった……。そして気がつけば、この商品は優れたものなので、全国の学校や病院で採用されているというお話し。
アンビリーバボーをビデオ視聴している私もまた、これを見て涙を流したひとりです。
私にとっては感動のお話しを聞いた、それだけのお話しだったのですが、その話には続きがありました。
私はフェイスブックをやっているのですが、先日、知らない女性から友達申請がされました。
最近、知らない人からの友達申請は、アダルトサイトとかへの勧誘目的だから気をつけろ的な話を聞いていたのですが、プロフィールを見てると、そんなやばい感じはしなかったので、承認しました。まぁ、相手が女性だと、比較的甘く承認してしまうのも私です(^◇^)。
すると、その女性は、上記の番組で紹介されていた、笠島豆腐店の、ひかる君のお母様だったのでした。
メールで教えていただいたところ、なんとなんと、ひかる君のお兄さん、つまりVTRで、てんかんやホルモン異常で発達障害を抱えていた長男の希実也さんが、私の本をきっかけにして、高校進学を経ずに、放送大学のいわゆる特修生制度を利用して入学していたというのです。
ご存じの通り、放送大学は15歳以上であれば、選科履修生や科目履修生であれば、高校を卒業していなくても入学できます。しかし、全科履修生は高校卒業や高卒認定試験の合格、またはこの選科・科目履修生として在学中に所定の16単位を修得しなければ正規に入学できません。
一般に、高校を卒業していないということは、学力が劣っているということでもありますから、大学に入学する力も無ければ、大学の勉強について行ける力も無いと思われる人が多いでしょう。
だから、特修生になるというのは簡単だけれど、16単位を取ることができて、実際に正規入学できるというケースはあまり多くないのですよね。
ただ、放送大学に関していえば、その16単位を、なんとかして修得する方法を私が本の中で紹介したので、この本をきっかけにして放送大学へ正規入学した人は、そこそこいらっしゃいます。
で、この笠島豆腐店のご長男・希実也さんですが、昨年の8月に所定の16単位を修得し、入学資格を得たのでした。
そして、正規入学早々、公開シンポジウムで講演されたのだそうです。
ちなみにお父様の進一さんもまた、放送大学の大学院生でいらっしゃいます。
すごいです!!
お二人とも、私の自慢の後輩として、しっかり学んでいただきたいです(^◇^)。
いただいたメールでは「私の著書のおかげ」ってありましたが、それはちと違います。
本当に困った時、いろんな人たちに相談して、いろんな情報にあたって、試行錯誤する行動こそが素晴らしいのであって、その数ある情報の中に、たまたま私の本があっただけだったと思います。
それは、お腹が減ってどうしようもない時に、目の前にコンビニがあって助かったというようなもので、コンビニが無ければ別の方法でご飯を食べていたであろうという話に近い気がします。
とはいえ、盛り気味の評価なのは理解しつつ、「あなたのおかげ」って言われると、悪い気はしないですねぇ(^◇^)。
私にとっては、奇跡のおすそ分けをいただいたような気分です。
あとは私の自慢の後輩、笠島貴実也さんが、晴れて放送大学を卒業する時、私もあの番組に奇跡のジャーナリストとして紹介されることを夢見ています(^◇^)わはは〜♪
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こんなにアピールされたら、食べてみたくなっちゃうな(^◇^)。
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