2013.03.31 Sunday
セクハラは警察が動かなくても懲戒対象
この2つの記事。いずれも同じ蔵元さんという記者が書いているのだけれど、正義感の現れか、「大学教授がその立場を利用して、弱い立場の女性職員にわいせつ行為を行うなど言語道断」とか、「まさに前代未聞というべきか…。とんでもないハレンチ教員がいたものだ」という物言いをしています。
私は立場柄、この手のセクハラ話をよく聞きますが、すみません、経験上、大学教授が最も犯罪予備軍なのです。
お気持ちはわかりますが、「よくあること」です。
いや、もちろん、一般に男性は魅力的な女性に対してエッチなことを考えたり、行動を起こしたりするものですから、恋愛感情や性的な行動について云々言われてしまうと、健康な全ての男性が犯罪予備軍となってしまいます。
大学教授がやっかいなのは、まさに地位を利用しての嫌がらせ行為です。
同僚の男が言い寄ってくるだけなら、防ぎようがあっても、上司、しかも非常勤講師や専任講師を通り越して、准教授や教授ですよ。中小企業の専務か社長くらいの立場じゃないですか。
少なくともアカデミックな場所でのエリートですから、理屈をこねられたら部下は反論できません。事件を顕在化させたら報復人事が待っているかもしれません。
大学教授って、まさに発覚しにくい、顕在化させにくい環境のもとで、自分の好き勝手にやれる訳です。
こんな状況下で、被害者が勇気を持って被害を訴えたら、そりゃあ大学側だって動かざるを得ません。
性犯罪系の場合は、告訴・逮捕・起訴となった場合、法廷で性的な被害について証言させられる屈辱から、「セカンドレイプ」という表現を使われます。したがって、問題の教員が逮捕されても、不起訴や起訴猶予で済んでしまうことがあります。
でも、被害者が私の身近な人なら、仮に刑事罰を受けなかったとしても、せめて教授は解任すべきだし、二度と教壇に立てないように、その教授の名前がどんな悪さをしたのか、ネット上に曝されるようにしなきゃ気が済まないですね。
まぁ、それだけの地位の人の犯罪なんだから、当然といえば当然です。
和歌山県立医科大学の教授が部下の女性職員にセクハラでクビ2013年03月29日 11時45分
熊本・崇城大の准教授が講義中に女子学生の胸をお触り2012年10月22日 11時45分
私は立場柄、この手のセクハラ話をよく聞きますが、すみません、経験上、大学教授が最も犯罪予備軍なのです。
お気持ちはわかりますが、「よくあること」です。
いや、もちろん、一般に男性は魅力的な女性に対してエッチなことを考えたり、行動を起こしたりするものですから、恋愛感情や性的な行動について云々言われてしまうと、健康な全ての男性が犯罪予備軍となってしまいます。
大学教授がやっかいなのは、まさに地位を利用しての嫌がらせ行為です。
同僚の男が言い寄ってくるだけなら、防ぎようがあっても、上司、しかも非常勤講師や専任講師を通り越して、准教授や教授ですよ。中小企業の専務か社長くらいの立場じゃないですか。
少なくともアカデミックな場所でのエリートですから、理屈をこねられたら部下は反論できません。事件を顕在化させたら報復人事が待っているかもしれません。
大学教授って、まさに発覚しにくい、顕在化させにくい環境のもとで、自分の好き勝手にやれる訳です。
こんな状況下で、被害者が勇気を持って被害を訴えたら、そりゃあ大学側だって動かざるを得ません。
性犯罪系の場合は、告訴・逮捕・起訴となった場合、法廷で性的な被害について証言させられる屈辱から、「セカンドレイプ」という表現を使われます。したがって、問題の教員が逮捕されても、不起訴や起訴猶予で済んでしまうことがあります。
でも、被害者が私の身近な人なら、仮に刑事罰を受けなかったとしても、せめて教授は解任すべきだし、二度と教壇に立てないように、その教授の名前がどんな悪さをしたのか、ネット上に曝されるようにしなきゃ気が済まないですね。
まぁ、それだけの地位の人の犯罪なんだから、当然といえば当然です。
和歌山県立医科大学の教授が部下の女性職員にセクハラでクビ2013年03月29日 11時45分
和歌山県立医科大学(同県和歌山市紀三井寺)は3月26日、部下の女性職員にセクハラ行為をしたとして、医学部の男性教授 (50)を同日付で懲戒解雇処分にしたと発表した。
同大によると、教授は昨年6月から今年2月にかけて、学内外で複数回、上司である自身の立場を利用して、女性にわいせつな行為や、みだらな行為を強要したとされる。教授は昨年1月、他大学から赴任し、女性の直属の上司だった。
同大では「教授という優越的な立場を利用した。職員は部下という立場から断れなかった」と話している。
女性が2月28日に職場の相談員に訴えたことで発覚。大学の調査に対し教授は、おおむね事実を認め、 教授の弁明を聞いた上で処分を決定した。教授は3月13日から、自宅待機を命じられていた。同大は被害の詳細や教授の担当講座など具体的な内容について、「被害者の特定につながるプライバシー」として、明らかにしなかった。
記者会見した板倉徹理事長(学長兼務)は、「このような不祥事が発生し、県民の皆さまに深くお詫び申し上げます。2度とこのようなことが起きないよう信頼回復に努めていきたい」とコメント。再発防止にあたり、「ハラスメントや人権に関する研修の実施とともに、組織横断的な相談窓口の設置を早急に検討し、再発防止に全力で努める」とした。
また、板倉理事長は「大学の顧問弁護士と相談し、刑事事件には相当しないのではと判断した」と説明。その一方で、刑事告訴については「被害者本人の意思確認はしていない」と話した。
大学教授がその立場を利用して、弱い立場の女性職員にわいせつ行為を行うなど言語道断。教育者にあるまじき行為である。
(蔵元英二)
熊本・崇城大の准教授が講義中に女子学生の胸をお触り2012年10月22日 11時45分
まさに前代未聞というべきか…。とんでもないハレンチ教員がいたものだ。
崇城大(熊本県熊本市西区池田)工学部の男性准教授(61)が、よりによって、講義中に女子学生の体を触るセクハラ行為を行っていたことが明らかになった。准教授は7月31日付で、停職3カ月の懲戒処分を受け、処分が明ける11月からは、学生との接触が少ない事務職に配置換えになる予定。
同大によると、准教授は6〜7月、講義中に計3回、女子学生の胸や肩などを触ったという。7月に女子学生が、学内のハラスメント防止対策委員会に相談して発覚。その後の調査で、複数の女子学生が同様の被害を訴えた。
准教授は「体に触れたかもしれないが故意ではない」と否定したが、「学生に嫌な思いをさせて申し訳ない」と処分を受け入れた。
同大では、被害を受けた女子学生の心情や精神状況等を総合的に考慮して、あえて公表はしなかったとしている。
この准教授のセクハラ行為は“初犯”ではなく、07年にも女子留学生へのセクハラで訓告処分を受けていた。同大は2度目とあって、さすがに「教員にふさわしくない」として、教職からはずすことを決めた。
これまで、同大ではセクハラ防止のため、「ハラスメント防止に関する規程」や「ハラスメント防止ガイドライン」を定めて、大学内に複数のハラスメント相談窓口を設置するほか、ハラスメント調査委員会、ハラスメント防止対策委員会などの体制を整えていたが、今回の事態に至った。
中山峰男学長は「今後、一段と防止体制を強化するほか、教職員及び学生に対してハラスメントの防止を粘り強く訴え指導していく所存です」とコメントした。
(蔵元英二)
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